こんにちは、35歳のモモです。
実は、ある日突然夫から離婚したいと言われた当初、頭がパニック状態の中、私が真っ先に駆け込んだのは宗教法人でした。
その宗教法人とは、誠成公倫というところです。
宗教と聞くと、怪訝に思われる方も少なくないかもしれません。
ちなみに私自身は日頃から信心深いというわけでもなく、かと言って特別否定的でもなく、宗教には中立だと思っています。
実家は日本で一番多いと言われている浄土真宗ですし。
そんな宗教と縁のない私が、なぜ夫から離婚したいと言われて思い立ったように誠成公倫に行こうと思ったかには2つ理由がありました。
1つは、まだ結婚する前、知人に誘われるまま体験入信したことがあり、誠成公倫の会場に行ってみると驚くほどたくさんの人が来ていて、当時仕事が上手くいかず悩んでいたのですが、自分の話をしたり聞いたりとする中で、普段とは異なる環境に身をおいたことで気分が切り変わりその後の仕事が上手くいったという記憶があったこと、
2つめは、「ご質問」という形で、起きている事象に対して、これから私自身がどのような行動をとるとよいかを尋ねることができ、また、それに対する回答がもらえるため、夫から離婚したいと言われた私がこれから何をしたらいいか「ご質問」をしたいと思ったからです。
ただし、これには1つ問題がありました。
誠成公倫は紹介制であり、入信すると1人でも行けるようになるんですが、入信する=1ヶ月間有効な会員カードを購入するようなシステム(ひと月3,000円で3ヶ月や半年とかもあったと思います)で、期限後3ヶ月以内に更新しなければ1人では行けなくなります。
私の場合、前に行ったときから時間が経ちすぎていて、1人では行けなくなってしまっていました。
なので、当時紹介してもらった知人に再入信できるかどうか確認をお願いし、幸い許可がおりて行けるようになりましたが、断られることもあるということでした。
まさか、再入信することになるとは思っていませんでした。
信用できる知人が行っていたところだったので、不信感のようなものは元々ありませんでしたが、私にとってそこは、幸せな人生の生き方について勉強するところという認識で、積極的に行きたいような場所でもありませんでした。
実は、夫との結婚を決めたときもちょうど入信していた時期でせっかくなのでと「ご質問」をしていました。
結婚して上手くいくかどうかはあえて聞いていませんでしたが(夫と結婚することを決めていたので反対されるのが恐かったからですが、今思えば聞けば良かったかも)、上手くいくために意識するべきことは教えて貰いました。
それはうろ覚えですが、夫を立てて敬うこと、だったかと思います。
敬う、、相手を尊んで礼を尽くす。
一見優しそうに見えるけれどB型で実は隠れ亭主関白気味だった夫。
後になって、もしずっと通っていたら、この助言を思い出して自分の行いを振り返ったりして、こんな結末にならなかったのかな、なんてタラレバを考えたりもしました。
今となれば離婚でよかったのですが。
再入信してからすぐに「ご質問」を出しました。
内容は、夫から離婚したいと言われているが、再構築したいと思っているがこれから私はどうしたらよいかというものでした。
これに対して返ってきたのは主に2つでした。
ご両親に話をしてください、と
専門家に相談するといいでしょう
というものでした。
そう、私は夫から離婚したいと言われて、そのことをまだ両親に伝えられずにいたのです。
実際に両親に伝える決心がついたのは、この「ご質問」の回答をもらってから3ヶ月後のことでした。
なかなか両親に伝える決心がつけられない私は、先に相談する専門家を探すことにしました。
そうして色々と調べた結果、「夫婦カウンセリング」というものがあることを知り早速予約をするのですが、詳しくは別の機会にまとめたいと思います。
ちなみに、この宗教法人での教えの中で心を軽くしてくれた言葉があります。
3分前は過去
という言葉です。
過去のことを振り返ってああしたら良かった、こうしたら良かったと思うのでなく、これからどうしたいかを考えた方がよい、3分前は既に過去なのである、という考えです。
私は、夫から離婚したいと言われて過去の自分を責める気持ちが強くなっていたので、この言葉は前を向くきっかけを作ってくれたと思います。
話は少しそれますが、ここでは、夫婦や恋人がいても、別の異性に心変わりすることは悪いことではないそうです。
自分の幸せを追求した結果がそうなのであればそれはそれで良い、という考え方だそうです。
カップラーメンが出来上がる頃には、それ以前のことは過去として扱っていい。
そう思うと、今どうしたいのか、これからどうしたいのか、大切な自分の時間を使うならその2つに時間を割きたいなと思います。