こんにちは!35歳のモモです。
前回の「夫婦関係改善マニュアルって意味ある!?その1」の続きです。
前回、私は最後に、
「私が再構築したいと頑張ることは、夫の離婚したいという気持ちを無視し、私の一方的な気持ちを押し付けているに過ぎないと気づきました。」
と書きました。
これは、夫の離婚したいという気持ちを無視してはいけないから再構築は諦めた方がいいと思った、という意味ではありません。
夫が離婚したいと強く思っているときに私が再構築したいと強く訴えることは夫の気持ちを無視していることになるため逆効果になりかねない、ということですが、人の気持ちは変わります。
本当に再構築したいと願うのであれば、夫の心が、少しでも再構築に傾くまで時間をかけて待つ、という覚悟が妻側にあるのか問われていると思ったんです。
私は自分にその覚悟がもてるのか、真剣に悩みました。
正直、時間をかけたところで夫の気持ちが私に戻る保証はありません。
例の不倫相手とは問題も多いのでうまくいかなくなるケースもあると思いますが、別の女性に代わるだけという可能性もあります。
そして、ふと思ってしまったんです。
もし、夫が不倫相手とうまくいかなくなり、今の離婚への情熱を失ってしまった結果、惰性で私との結婚生活を続けることを考えるようになったら喜べるのか、と。
喜べませんでした。
その状況を想像したときに、その惰性で選ばれた状態から夫に私を再度好きになってもらえるように頑張ろうと努力する自分のイメージが全くできませんでした。
私は前回、このプログラムを初めて、1ヶ月後くらいに、離婚を完全に決めたと言いました。
つまり、私はこのプログラムによって、自分自身や、夫の心と向き合った結果、夫の心が変わるまで忍耐強く待つだけの夫への愛情がない自分に気づいてしまったんです。
一般的に離婚を考えたときにネックになるものを挙げると、主に次のようなものが思い浮かびます。
- お金(生活費)
- 子供
- 世間体
- 今後生涯独身の可能性がある
私の場合、正社員で働いていて、子供がいなかったので、ネックのなるのは世間体とこの先一生独身かもしれないという不安でした。
一方、夫との再構築ができた時のメリットとして考えたものは
- 以前よりも夫との強固な関係性が作れたら、自信になる
- 世間体は保たれる
- 独身ではないという安心感がある
でした。
しかし、現状の夫の心は既に他人へ向いているなかで、夫と以前よりも強固な関係性を作ることは、極めて難しいし、そこまでしたいという気力がありませんでした。
結果、離婚してもいいと思うようになっていったのです。
時間軸で言えば、この夫婦関係改善マニュアルを購入とほぼ同時期に不倫調査を始めるために動きだします。
夫との関係を再構築しようと思って購入した夫婦関係改善マニュアルでしたが、結果的には離婚を決断させるひと押しになってしまいました。
なので、プログラムは途中からちょっと適当に受けていたのですが、今回この話を書くにあたって、当時の資料を読み返しています。
今後、これは!と思うものがあればお話したいなと思います。
ちなみに、相手の心に気づき思いを汲み取ることは、夫に限らず、すべての人間関係を改善するために役に立ちますよね。